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東京工業大学大学院生命理工学研究科生命理工学部
JSPS 組織的な大学院教育改革推進プログラム
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「国際的な理工系バイオリーダーの育成」

代表者 北爪智哉 教授 近年の高等教育の大衆化に伴い、大学院に進学する理工系学生が非常に多くなってきております。
これは東工大生命理工学部において特に顕著であり、朝日新聞社刊の「大学ランキング2010年版」によりますと、2008年度の大学院進学率は87.7%で全国の工学部・理工学部の中で1位となっています。
いっぽうで、近年の厳しい不況を打破するためには「ものつくりへの原点回帰」が必要であり、社会からは優れた理工系バイオ人材の輩出が求められています。
特に強く求められているのは、一定基準以上の基礎知識・技術、国際性、創造性、問題解決能力などです。 これらは、専門性を重視した従来の大学院教育では充分にカバーできません。

 そこで本取組では、組織的な論文研究指導と体系化されたコースワークを骨子に、社会に要求される質の高い理工系バイオ人材を修士課程で、また国際的なバイオリーダーとなりうる人材を博士課程で育成することを目的とします。 このために、物理化学・有機化学・生物化学の基礎を学部とは違う切り口でたたき込む講義や、国際性育成・強化科目、英語での共同創作実習科目、留学生と共同で行う創造性育成・表現力強化科目など国際性を育成する科目を必修化します。

 また、組織的な論文研究指導のために、論文研究計画論という科目のもと論文企画書を提出させるとともに、1年次末に中間報告会を実施することにより、修士論文作成の流れを組織できめこまやかに指導し、質の高い論文研究をおこなうことを支援いたします。
これらの改革を実行するためには、教員の意識改革も必要であるため、FD研修を徹底するとともに教員自身が教育法を再点検できるシステムを構築いたします。この取組により、就職先企業の満足度を向上させることを目指します。