TOP > プログラム概要

プログラム概要

拠点のプログラム名称

生命時空間ネットワーク進化型教育研究拠点

中核となる専攻等名

生命情報専攻

拠点形成の目的

本拠点形成の概要生命は,生体分子間の緻密な相互作用ネットワークの上に成り立っています。この生命ネットワークは空間軸および時間軸上で巧妙にプログラムされており,ネットワーク内に生じたいかなる障害も,生命の死および疾病を引き起こします。本グローバルCOE拠点では,"分子認識"に焦点を当てた21世紀COEの教育・研究基盤をさらに発展させ,分子間の分子認識にとどまらず,分子・細胞・組織・個体すべてのレベルにおいて,多分子がネットワークを構築し生命を維持するメカニズムの解明から,さらにこれを制御することによるバイオ・医療応用まで、基礎と応用を両立させた研究を推進し,産学に通用する人材を養成します。そのために,国内外の研究機関との連携のもとに,これまでの異分野融合型の国際教育研究拠点を強化・拡大し,博士課程学生に優れた教育環境・プログラムを提供し,"究理創造型人材"ともいうべきプロフェッショナルな博士を育成します。
本拠点のコアとなる大学院生命理工学研究科は、我が国で初めてテクノロジ-をバイオに積極的に導入した異分野融合型の研究教育機関であり、学術的に優れた生命科学の基礎研究から、その成果を社会へ還元するために企業との連携研究を推進しています。

プロジェクトの現在の取り組み

プロジェクトの現在の取り組み

生命は、分子、細胞、組織、個体のあらゆるレベルでネットワークを形成しています。分子が時間変化すると動的な構造変化により生命化学反応が生じます。細胞や組織が時間変化すると増殖・分化や発生が起こります。個体が時間変化することで進化が起こります。本グロバールCOE拠点では3つの教育研究グループ=クラスターを設立し

クラスター1:生命時空間ネットワークの構築原理の解明
 →実験科学と計算科学が両立できる人材の育成
クラスター2:解析技術の開発
 →基盤技術の開発ができる創発型人材の育成
クラスター3:医療への応用展開
 →理工学と臨床医学に通じた人材の育成

をはかります。